ゴルフの基本用語
ゴルフ初心者が知っておきたいゴルフの基本用語をいくつか紹介します。
・アドレス
ボールの前に立って構えることをいい、ゴルフクラブの先端の底(ソール)を地面につけた時点で、アドレスに入ったものとみなされる。また、打つための構えそのものを指すこともある。
・アプローチ
- グリーンの周辺のピンを狙える位置から、ホールに近づけるようにボールを打つことで、苦手としているゴルファーも多い。
- アプローチショットという表現もある。
・OB
- オービーと読み、アウトオブバウンズの略。
- ゴルフコース外の区域やゴルフコース内にあえて設置してある水域(ウォーターハザード)にボールを打ち込むこと。
- または、ゴルフコース外の区域を指す。
- 一打罰
・ダフり
- ダフるともいい、ボールを打とうとして打ち損ねて、手前の地面を打ってしまうこと。
- 頻繁にダフる人やダフりがちなゴルフ初心者を「ダッファー」と呼ぶこともある
・ロストボール
- 日本語では紛失球で、自分が打ったボールを見失うこと。
- 見失ったボールを捜し始めてから5分以内にみつけないと一打罰になる。
最低限必要なクラブについて
ゴルフクラブは高いので、いきなり全部揃えて、続けられなかったらもったいないですよね。
ゴルフ初心者がゴルフを始めるのに、最低限必要なクラブって、どれなんでしょうか?
いずれゴルフコースに出たいと思っているなら、ハーフセットくらいは用意したいものです。
ハーフセットは、1W、5W、5I、7I、9I、SW、パターで、フルセットである14本の半分の7本になります。
ゴルフショップによってもセット内容が異なり、PWやAW、ユーティリティーが加わって10本になっていることも少なくありません。
セットで買った方が一本ずつ買うよりも安いですし、キャディーバックなどもついてくるでしょう。
中堅メーカーのものや少し前のモデル、中古などを選べば、3万円~4万円くらいの予算でも揃えられます。
とりあえず、打ちっぱなしで練習したいという場合には、7Iか9Iを買うのがオススメです。
ドライバーで練習したいのが人情ですが、ゴルフ教室などでは7Iから始めますし、アイアンから始めた方が上達しやすいといわれています。
最初はゴルフ練習場でレンタルして、気に入ったクラブを買うのもいいですね。
いずれにしても、初心者のうちは実際に握ってみて、感触を確かめてから買うようにしましょう。
ウィークグリップについて
ウィークグリップというのは、ゴルフクラブの握り方の一つですが、近年主流となっているのはストロンググリップなので、ゴルフ初心者は特に覚えなくてもいいかもしれません。
ウィークグリップの握り方としては、まず、左手で浅めに握り、右手を深く被せるようにします。
左手の甲が打とうとする方向に向き、両手の人差し指と親指の間から上に向かって線を引いた時に、その線が右肩よりも左側を指すようになるのがウィークグリップです。
ウィークグリップはスライスグリップという別名もあるくらい、スライスボールを打ちやすくなるでしょう。
パワーがありあまっていて、フックを打ってしまいがちなゴルファーに向いているグリップですね。
かつては、ジャンボ尾崎選手がウィークグリップだったことから、憧れて真似をするゴルファーが多かったようです。
コーリー・ペイビン選手やホセ・マリア・オラサバル選手もウィークグリップですが、ゴルフ初心者がウィークグリップを使いこなすのはかなり難しいでしょう。